法人成り

事業をするにあたって個人・法人どちらが良いか
と質問をうけることがある。


当然事業を大きくするなら法人です。家族経営場合、
10年前なら個人事業で所得が500万をこえた辺りか
ら法人税と所得税を比較して税務的には法人が有
利ですよ。と答えていました。

数年前からは法人の場合は社会保険が強制加入と
なったため、社会保険を加味して考慮すると、個人の
方かいいかなと思っていました。

最近は、法人が良いかなと思っています。

社会保険の負担は法人・個人合わせて給料の3割です。
近年・実質中小企業の法人税率が下がったため、3割
の負担は大きすぎると思っていましたが、役員が病気し
た場合は社会保険に加入していると。一定期間6割の
補填が受けられます。

中小企業は社長がすべてと言っても過言ではありません。

社長が倒れると、仕事や資金繰りに即影響がでます。国
民健康保険の場合はそういう制度はありません。
それと将来貰える（かもしれない）年金の金額が国民年金
だけの場合と全然違ってきます。

今までは将来貰えないかもしれない厚生年金に高いお
金をかけると会社が潰れますよと言ってきました。社長は
死ぬまで働けるのだから、働く方がいいじゃないかと思って
いました。　　

ただこの場合、死ぬまで健康でビジデルがずっと成り立
つが前提です。現実、私達のお客様に中には生活のた
めに働かなければならない状態の方がいます。これを見
てると大変でも社会保険に加入してればと思います。

ただ、未来はわかりません。年金制度がどうなるかはまった
くの不確定ですので、自分の中に迷いはありますが、セイ
フティネットの一環しては役立つし、法人の方かいいと思
っています



今日のWriter： k.nakamura