4月になりました。暖かく陽気な日々が続いて おります。もう体を動かすとうっすら汗ばむよう になってきましたね。 さて、今日は会社の生命である資金の管理。資金繰り表 についてお話します。 ① なぜ資金繰り表が必要なのか 自社や会計事務所で毎月、試算表を作って今月 が良かったのか悪かったのかを損益計算書で確認 されますよね? その中でよくあるのが 【あれぇ?今月良かったはずなのにお金が全然増えてない(´ω`)】 という経験は一度や二度はあると思います。 実はここに罠があって損益計算書はお金が入金 になってなくても取引があれば売上と計上され、 貸借対照表に売掛金として表示されます。 なので掛けの入金があるまでは現金預金は増えず、 自分の感覚と試算表との数値に違和感を感じるの です。 というわけでお金の流れを計算するには損益計算書 だけでは不十分です。その差を埋めるのが資金繰り表 となるわけです。 ② どうせ作るなら日次がおすすめ では資金繰り表を作るなら ・ 年単位 ・ 月単位 ・ 日単位 どれがいいのでしょうか? オススメは日単位です。というのも、月単位にしてしまうと 月末残高が資金繰りのメインとなってしまい、月中の資金 繰りは無防備になります。 年単位は中期の事業計画を作る以外では論外です。 現実には毎日、お金が動いているわけですから このような曲線を描くはずです ※絵が下手でごめんなさい。。。 例えば支払日が20日、回収日が月末に集中している 会社はこのような曲線になります。月末に資金があるの で試算表上は問題なさそうにみえても実は月中はヒヤヒヤ もののパターンです。 【ウチは会計事務所がついてるから資金繰りも安心や!】 と言うお花畑な人をごく希に見かけますが会計事務所が 日々の資金繰りまでは99%見てないです。もし見る機会 があるとすれば良くて1ヵ月後です。(例えば3月分のデータ を4月に監査するなど) なので自社の資金繰りは自社で作るしかないのです。 ③ 根性さえあれば誰でもできる さて、この資金繰り表(日繰り)ですがエクセル さえあれば 【根性さえあれば誰でも作れます】 またしてもごく希に自社の資金繰り予定や実績を 会計事務所に依頼するとんでもない人がいますが 基本は自社で作るものです。 こんな感じで ・ 営業前の残高 ・ その日の収入 ・ その日の支出 ・ 閉店後の残高 を足し算、引き算するだけです。難しい掛け算、割り算 はありません。 さすがに365日計画するのは無理があるので最低限、 月末に翌月分だけでも作ることから始めましょう。 少し困るのが掛け・手形でこれらは取引が発生して からお金の出入りがあるまでラグがあります。 今月分の資金繰り表には前月以前の掛け・手形も 反映しないといけません。 本日の記事はいかがだったでしょうか。 良ければFBの高評価を押していただければ 中の人は非常に喜びますのでよろしくお願い します。 今日のwriter: y.hori バックナンバーはこちら
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