以前の記事で ・ 他業種の広告を参考にしてみる ・ 広告宣伝にはある程度、お金をかけてもいい というお話をしました。と言うのも品質を追いか けるのも結構なのですが、どこかで頭打ちが 来てそれ以上追いかけると『修行』、『宗教』の 領域になって『苦行』となるからです。 この傾向はどちらかというと『職人気質』の社長 さんがなりやすく『良いモノを作れば売れる』と 思っているところがあります。勿論、間違いでは ないです。長い目でみると悪いモノは売れないし 無理に良いモノに見せようとするとウソになります。 しかし、残念なことにどれほど品質を上げても一定数 には受け入れられません。その最たる例が飲食店だ と思うのですが例えば僕のような『バカ舌』の場合、 お寿司屋さんで大トロを食べても二品目には 『ああこの芽ネギのお寿司うまいっすね!!』 や 鉄板焼き屋さんでA5クラスの肉を食べても 『このお芋さん、甘くておいしいですね!』 と遺憾なくバカ舌っぷりを発揮しています。きっと 店主さんはガックリ&激おこでしょう。 話は少し逸れてしまいましたが広告宣伝は 本当なら外注してしっかりとしたプロに作って 貰うのが一番です(餅は餅屋です) そして広告宣伝が当たって利益が出たら迷わず その利益を再投資してまた当てるのループに入り 最終的には他社が参入を諦めるぐらいの広告費を 叩き込みます。そうなるとその広告宣伝自体が参入 障壁となります。 しかしながら予算の関係上、どうしても自前で 作ることもあると思います。その時、ぱっと見て 『欲しい』と思うような広告(ちらし、サムネ等)で ないといけません(それが出来れば苦労しない んですがね。。。) 例えばこんな事例だとどうでしょう。 ・ 社名:㈱ほり ・ 売るモノ:うどん ・ 広告物:看板 ・ 設置場所:主要幹線道路 <看板A> 『・・・これは何屋さんですか?』( ´_ゝ`) <看板B> 『腹も減ったしお昼はうどんにしよか!』( ^ω^) Aの場合、社名と店主を前面に出しました。 いくらなんでも情報がズレすぎです。それに 運転中、情報を目で拾えるのはほんの数秒 なので明らかに不向きです。 Bの場合ですと売り物を前面に押し出しました。 Aに比べてどうなるかはA/Bテストでもしてみない と結果は分からないですが、恐らくBの方が広告 としては当たると思います。 自前で広告を作る場合、つい社名をドーンと 出したくなりますが見る側にとっては社名は余程、 知名度がないと割とどうでもいい情報なのです。 実際、僕も数多く失敗しています。。。 最近は僕のような素人でも『それっぽい』サムネ やちらしが作れるように環境が整備されています。 僕の場合、『絵を描いてみろ』と言われると このレベルなのです(注:犬です) 最初からは上手くいきませんが是非、品質向上 と同様に広告宣伝にもトライしてみてくださいね。 今日のwriter: y.hori バックナンバーはこちら