こんにちは!
タイトルを見て、「何て失礼な!!!」と思った方がいたら、
大変申し訳ございませんm(__)m
まだ経験は浅いですが、何度か相続税の申告で土地の評価のお手伝いをさせて頂いたことがあります。
よく、本やインターネットに載っている平地にあって、
正方形の土地だったら何の苦労もしないですが、
そんな訳ありませんよね?
物凄く歪な形をしていたり、隣との境が分からなかったり、そもそもの用途が想像できない土地があったりと、全く同じ土地というのは世界中どこを探しても無いのではないでしょうか?
今回のタイトルにある“利用価値の低い土地”とは、決して悪口を書いているのではありませんよ(;’∀’)
例えばこんな感じの明らかに高低差のある土地や、
こんな感じに騒音や臭気で悩まされる土地のことを差します。
付近にある他の宅地の利用状況と比べて利用価値の低い土地と認められた場合には、
相続税評価額から10%減をしてもらえます。
しかし、何mの高低差があれば該当するのかとか、
どのくらいの騒音で適用になるのかといったことは全く明記されていないため、
我々もこの制度が適用できるのかいつも悩まされます(;´Д`)
よっぽど間違ったことをしていない限り、
10%減をしていても否認されることは無さそうな気はします・・・(小声)
数学大嫌いな文系人間ですので、正直ゾッとすることが多いですが・・・(;・∀・)w
土地の評価は毎回が「初めまして!」の土地ばかりですので、
難しいことも多くて頭を悩まされることがほとんどですが、
同時に色々と勉強になる分野だとは感じています。
Writer:Y.Sugimoto