新型コロナの影響で業績が落ち込む一方、 逆に業績をぐんぐん伸ばしてかなりの利益 を叩き出している会社もあります。すごい! そんな貴社にひっそりと【節税】という甘美な 魔の手が忍び寄ります。私見ですがこの魔の 手と握手をするかきっぱりと手を切るかで ・ 会社が大きくなるか ・ 大きくなる速さ が変わってくると思っています。 以前の記事 で【節税には基本的にキャッシュ流出が伴う】事を 書きました。そしてその影響は【肝心なところでタネ(金) が尽きる】こともお伝えしました。 今回はもう少し掘り下げてまずは最近ではちょっと 少なくなった【設備投資】によるものをお伝えします。 ここで言う設備投資とは ・ 生産増加に伴う設備 ・ 従業員の福利厚生(エアコン、冷蔵庫) ・ 運搬車両 などではありません。これらは【次の売上に繋がる】 ものであり節税とはまた別モノです。 【設備投資】というもっともらしい名をかたったほぼ 業績拡大に貢献することのない資金流出。一番 多いのは僕の見てきたところコレです。 はいコレ。高級車です。これを中古で買って 償却率の高い状態で減価償却を行い利益 を圧縮します。新品はモノによって桁が一つ 違うのでさすがに滅多にお目にかかれません。 曰く、、、 【利益も出てるし体が大事だから高級車に乗らないと】 とのことです。 ダンプカー、安全だと思いますよ? なんでしたら戦車でもいいんじゃないですかね? 高級車を会社で買って業績が伸びるなんて 99%ないと思いますし、キャッシュは無慈悲に 流出します。 【業績が伸びて税金が高くなるのはやだなぁ】 と、思われている方。気持ちは分かります。僕も 自分の給料明細から所得税・住民税が差し引 かれるとシュンとなります。でもここが我慢のしどこ ろでお金をしっかり会社に残すチャンスです。 一応、税率の低い国で商売をして節税 というのもありますが・・・・ こんなことや こんなことに巻きこまれるかもしれません。 日本と言う国が安全でよかったですね。 ~次回へつづく~ 今日のwriter: y.hori 僕の辛口記事一覧はコチラ!