今回で【耳が痛ぁあぁ~い】在庫管理のお話は
おしまいです。在庫管理の重要性はすでに前々回前回の記事でお話しましたが今日はそれをいかに
普段のお仕事に落とし込むかの実践方法です。


さて、在庫の金額は概ね下記の計算で算出されます。

商品単価 × 在庫数量 = 月末在庫金額


在庫管理に手間が掛かるのは

① 在庫数を把握すること

② 掛ける単価を把握すること


この二つで手間が掛かります。連続して一つの商品
しか取り扱ってないのならともかく、何種類も商品がある
場合、莫大な労力がかかります。
そこで 【売上高】 と 【原価率】 より月末在庫
を推定します。
勿論、推定ですので実際の金額とは異なりますが
管理をしないよりよっぽどマシです。





上の図で見ていきます。まずこの会社は4月頭に10000の
在庫を抱えていました。そこに20000の在庫(仕入)がオン
されます。足すと在庫は10000+20000=30000 ですね。

で、4月の売上は30000でした。この月の原価率は多少、
ばらつきはありますが50%でした。

30000の売上に対し原価率が50%でしたので無くなる
在庫(売れた在庫)は30000×50%で15000となります。


ここまで計算するともう後は足し算引き算の話で

月初在庫10000 + 仕入20000 - 出庫15000 

= 月末在庫15000


と、推定されます。
但しこれは長期の不良在庫がなかった場合の話
で動いていない在庫が有る場合はもう少し計算が
複雑になります。
勿論、決算の際は実地に基づいた適正な棚卸
把握をしてくださいね。



ここまで三回に渡って耳の痛い話を致しました。

・ 会計の側面
・ お金の側面
・ 簡易な計算方法


少しでも日々、前向きに頑張られる経営者の方
の参考になれば幸いです。









・・・・・・え?計算が面倒くさい?(怒)(怒)(怒)

そんな貴方はもう一度、前回前々回の記事を
読み直しの刑】です。



今日のWriter: y.hori

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